フーデッドラッシュガードの選び方

フーデッドラッシュガードの選び方

日本でもシーズン到来。FLORENCEブランドがオリジナル、ジョンジョンの忍者スタイルでお馴染みのフーデッド・ラッシュガード。その種類と詳細についてはこちらを一読ください。

ギアの用途・目的

  • 本来、ハワイやバリといった灼熱の太陽の下、真夏の熱帯エリアで長時間に渡るサーフセッションで、疲労を最小限に留めて毎日継続して、ただサーフすることを実現する為のギア。
  • 用途はあくまで水中、水辺のアクティビティ。サーフィン、SUP、パドル、FOILやスキンダイビング、など。

種類

デビューから3年を経て現在3種類をリリース中。各タイプとも毎年、改善・アップデートが繰り返されている。

  1. レギュラータイプ:オリジナルのフードラッシュ。2024年は従来モデルと比較し素材を改良、より厚くしっかりしたものに。またフードのツバの素材も改善され、変形しにくく、更にしっかりと紫外線から顔を守る構造に進化。またブラック、シルバー・カラーに加え、他のカラーバリエーション(ネイビー、タイムオリーブ)と総柄カモ・プリントのバリエーションが追加された。
  2. 多機能ポケット付きタイプ:背面に大容量の多機能ポケットを追加。サーフィンでのワックスやSUPなどでの小物やスナックまで使い勝手はパイロット次第。勿論、背面なのでパドルには関与しない。
  3. ウィンドシールド・タイプ:ポリウレタンでコーティングされた素材がボディ部分全てに採用されたウィンド・シールド。フード部分は上記2モデルと変わらない。このラバー風でマットな印象のスタイリッシュなボディ素材は外気と風を遮断し、生地自体は水を含まない。そのため、例えばラッシュで海に入ったものの、風が強く、また夕方に風が吹きつけ、濡れたラッシュ素材で身体が相当に冷やされたといった辛い経験を持つサーファーも少なくない筈。そういったコンディションや、タッパーは着たくないがやや寒い早朝のセッションなどにもお勧めだ。このタイプに限っては着用時に紫外線の影響が少ない状況も考えられる為、フード付きとは別にフードなしのモデルも用意されている。

フィッティング

3種類全てで同じフィット、コンプレッション・フィットが採用されている。コンプレッションは着圧により運動時の疲労軽減や筋力サポートが期待されるキツめなフィッティング。単にキツいのではなく理論に沿ったボディパターンが採用され初めてこれが実現する。3サイズ展開だが正直、成人男性はどのサイズを着ても体にピッタリフィットする事は変わらない。また素材自体の伸縮性が非常に大きく、着る前は小さめの見た目でも実際に着られ、結果「ラッシュが大き過ぎてパドルで滑る」といった心配も必要ない。故にオンラインストアのスタイルごとに記載される想定ボディサイズの表と自身の体型を照らし合わせて、サイズを選択することでブランドが期待するコンプレッションの効果が得られる。一方、逆に然程コンプレッションを必要としない、着脱を少しでも楽にしたいのなら1サイズアップをする。またウィンドシールドタイプは他2種と比べ素材上、伸縮性が若干劣るので、着脱性を優先するならこの点も考慮したい。

 そのほか

  • 1枚を選ぶなら、風の強い時もカバーするウィンドシールドという選択も稀に聞かれるが、もし季節が真夏の昼なら、やや注意が必要。素材特性上またその本来の目的のためにもウィンドシールドは外気を一切通さない。結果、もし風のない炎天下で着てしまうとかなり暑く汗も外に出ないので快適からは遠く、本来の目的(疲れず長くサーフする)を果たさない。故にそういった状況(風がなく、晴天で気温が高く、水に入らずに地上を移動するようなシチュエーション)では使用を避けるのが望ましい。逆に捉えれば、ウィンドシールドはラッシュ以上、タッパー未満のシチューエーションには最強だ。タッパーでは暑いが、ラッシュでも擦れてしまう様な方にもベストなチョイスと言えるだろう。なんと言っても艶消しマットなバットマンの様なルックスはかなりイケているので、それも人気の秘密。
  • 「ウィンドシールド・タイプ以外でもフードがないモデルはないのか?」と聞かれることがある。しかし実は本来の目的達成(疲れず長く毎日サーフする)のためにフードは被らなくても重要な役割を果たすため、フードなしバージョンは用意されていない。テストパイロット・ジョンジョンも「移動や波待ち時間以外、フードを被ることは稀」と言う。被らなければただ脱いでおく、このことだけで濡れたフードが首の後ろに居座り、この急所を紫外線から守り疲労軽減には重要な機能となる。また被らないフードがパフォーマンスに与える悪影響は相当限定的なことも繰り返されるフィールドテストで既に確認済みだ。
  • カラーについて:太陽光の吸収のし易さから黒色は当然着ていて、体感として暑くなりやすい。一方でシルバーや淡色(Light Sea Camo)は本来、太陽光を反射するので逆の効果が期待される。UPF性能自体については全ての色で加工がされているので色選びで気にする点はないだろう。

この夏、日本でも既に定番となりつつあるフードラッシュでのサーフィンやそのほか海のアクティビティ。FLORENCEでは前社時代を含めて開発から5年、リリースから3年経過する。今日、国内外のメーカーやブランドが慌てて売りに出している見た目は似た、それっぽいフードラッシュ、類似品で市場は一杯だ。一方、目的を持って何を信じ、何をチョイスするのか、それは100%ユーザー次第。FLORENCEでは引き続きテストパイロットやユーザーの声を聞き、開発とテスト、改善を淡々と繰り返す。フードラッシュに限らず、まだまだ目に見えていない潜在的なニーズ、イシューが我々の周りには多くある。開発や生産工程で地球環境を守りながら、我々の自然への挑戦、あるいは自らへの挑戦に機能するソリューションを考え、機能するギアを作ることがこれまで通り我々ブランドのミッションである。